クリニックに用いる看板の戦略・デザイン

クリニックは、今の時代では、ひとつの街にたくさんあります。そこで、患者が何を基準にして、かかる病院を決めているかのひとつに「看板」があります。看板は、人々の目にとまりやすく、デザインによってその病院がどのような雰囲気の病院か、人に伝える役割を担っています。ですので、クリニックにとってとても大切な物だと言うことができます。
人々の目につく看板は、いわば広告です。もし、家から同じ距離に同じようなクリニックがふたつ存在していた場合、病院の雰囲気やデザインで選ぶことがあるのではないでしょうか。古くさいデザインの医院より、なんだかお洒落なデザインの医院へ行きたいと思う方も多いでしょう。その時、広告のひとつである看板で、行く場所を決定する人が多いのです。
さらに、看板は、その名前を記しているだけではなく、ここがどんなクリニックか、ということを暗示する効果があります。たとえば、木地に白い文字のデザインだと、どこか自然でやさしい雰囲気を醸し出すことができ、なんだかお洒落なところだな、と人々は判断します。白地に黒や青のくっきりしたデザインだと、誠実で、清潔な雰囲気の病院だという感じがします。小児科の場合は、オレンジなどの明るい色を使うことで、子どもが感じる恐怖感を和らげる効果があり良いでしょう。たとえば、同じ歯科医院でも、黒や茶色などシックな色合いだと大人向け、オレンジなどのポップな色合いだと患者の年齢層が広そうだ、と感じさせることができます。その他の例として、産婦人科などはやはり、女性が好むピンク系やオレンジ系の、パステルカラーを選ぶと良いでしょう。ふんわりとした色使いにすることで、受診する時の不安の解消につながります。また、立地状況によってもデザインは変わってきます。たとえばビルやショッピングモールなどの一角の医院の場合、周りに負けないように目立つ必要があります。そういった場合にはやはりオレンジや白などの明るい色を使う必要があります。街角の立地の場合は、風景に溶け込むように、木地を使うと良いでしょう。
看板ひとつで、そのクリニックを受診するかどうかの判断につながります。ですので、デザインには徹底的にこだわることが大切です。誰もが気軽に入ることのできるクリニックは、医師・看護師の腕だけではなく、デザインが優れていることも多いです。そういったデザインを専門に請け負っている業者もいるので、相談してみるのも手かもしれません。