デジタルサイネージの特徴・メリット

デジタルサイネージは、液晶などのディスプレイに案内や広告、プロモーション映像等を表示するものです。テロップでメッセージを加えることもできます。主な設置場所としてはビルの壁面などの屋外や店頭、公共施設、駅構内や電車の車内などがあります。

デジタルサイネージの第一の特徴は、設置場所から視聴者の特性を絞込み、それに合わせた内容の広告を流せるということです。TVCMの場合だといつ、誰が、どこで、どのようなシチュエーションで見ているかということはなかなかわかりにくいものですが、デジタルサイネージの場合は、時間帯やエリアである程度視聴者層がつかめます。
たとえば朝の通勤時間帯の電車内や駅構内ならサラリーマン向けの情報を、日中なら高齢者や主婦に向けた情報を流す、というように、効率よくプロモーション活動を行うことができるのです。
TVCMの場合でも、番組の内容によってある程度年齢・性別などは絞ることが可能です。ですが「ある特定の時間に特定の場所にいる人々」ということのリアリティにはかないません。そこにはある共通の状況が予想されるので、年齢・性別といった大まかな仕分けよりも、より絞り込んだプロモーションが功を奏する可能性が高くなるのです。

デジタルサイネージのもう一つの特徴は、ネットワークを通してPCで制御していることです。いつでもリアルタイムな情報を発信したり、タイムリーに情報を更新することが可能です。内容を更新するにしてもポスターと違ってペーパーレスなので、費用も時間も大幅に削減されます。ロールスクリーン看板と比べてもメンテナンスは格段に楽です。
さらにポスターなどの既存媒体と違って特徴的なのは、動画表示や音もつけられるということです。それによって視聴者の関心をぐっと引きつけることができ、印象にも残ります。
複数台のデジタルサイネージの情報を別々に管理することができるので、設置場所ごとに画像や映像の内容を変えて、より効果的に訴求することもできます。店舗では売り場ごとに購買に結びつくようなコンテンツを配信するといった例もあります。

最近では、さらに進んで個人に向けた情報を発信するデジタルサイネージも登場しています。いわゆる「次世代自動販売機」と呼ばれるものがそれで、購入者の顔の映像から年齢・性別を瞬時に判断し、その人に合っていると思われる商品を勧めてくれるのです。さらにこの技術を使って視聴者の年齢・性別から最適なコンテンツに切り替えて表示するというものも出てきています。