看板をただの名称や表札のような考え方で作るのは勿体無い考え方だと思います。
確かに現代の宣伝や集客方法はテレビCMやオンライン広告が注目されています。
そしてインターネットの普及で紙媒体(オフライン広告)は低下傾向にあるのも事実です。
看板も同じオフライン広告の分野に入りますが、『看板』は正しく作れば現代社会でも有効な広告だと言えます。
なぜなら実際に『初めての店舗に入るキッカケ』というテーマでアンケートをしたところ実に約40%の方が
店舗の看板や外観で入店を決意している事が分かっています。※日経MJ調べ(日経経済新聞の電子版、日経マーケティングジャーナル)
しかし、表札のような感覚で安易にただ看板を作れば良い訳ではありません。
やはり看板づくりにも基礎(フレームワーク)があります。
主に重要となる基礎はたったの3つです。
1.遠方からの視認性の確保
2.優先するのは店名よりも業態の告知
3.入店を決意させる為のコマーシャルスペース(強みの告知)の確保
もちろん、まだ他にもたくさんありますが基礎的な考えでは主にこの3つがポイントになります。
多くの方が広告面のデザインばかりを重視してしまいがちですが、このフレームワークを抑えなければ、どれだけこだわった素敵なデザインでも無力なってしまいます。
あらゆる技術やスポーツ、調理などでも基礎があるように、看板づくりにも基礎がありますので、
デザインにこだわるだけでは無く、その主軸(土台)をしっかりと意識して作ることが大切になります。
さらに詳細な情報はネットでも情報が手に入りますのでご自分で調べて頂き基礎知識と持つのも良いと思います。
基礎を抑えた上で正しく作れば、看板は24時間休まない集客効果に優れたオフライン広告に変わります。
今後の看板作りの参考にして頂ければと思います。