色彩心理学という言葉を一度は聞いた事がある方は多くいると思います。
しかし、各色が持つ性質や人間に与える影響力はあまり知っている方は少ないのではないでしょうか。
色は様々な場面により、ポジティブなイメージになったり、ネガティブなイメージに変わります。
良く知られている色の話ですが、暖色系(赤・オレンジ・黄)などは食欲を増進させる効果があります。
これはポジティブイメージの話ですが、反対に赤や黄色は『危険』『注意』『攻撃』などネガティブイメージも併せ持ちます。
色には様々な心理作用があり無意識に影響を与える力があります。
店舗の内装や照明にも色彩心理学が適用されており、お客の滞在時間に無意識に影響を与えています。
看板も同じ原理です。
実は看板のデザインには色彩心理学が強く関係しております。
特に広告要素の高い看板には人の心に影響与えるカラーリングされており、無意識に誘導されているのです。
逆に考えると、色の持つ力を知っていれば店舗の『コンセプト・強み』に合わせた色を選べ、人々を魅了する事が可能になります。
その他にも『キャッチコピー』や『イメージ画像』を上手く組み合わせると更に効果的になります。
実際に弊社のクライアント(歯科医院)で全く同じデザイン内容で配色を変えただけで、新規患者数が2.5倍なったケースもあります。
シンプルに発見率が上がったことが良い結果に繋がりました。
看板や店舗の外壁の色は集客性においてとても重要なポイントになりますので、色の持つ効果を意識して選ぶ方が良いと思います。
現代ではインターネットで各色の特徴、性質、効果などは簡単に調べられます。
コーポレートカラーを選ぶ際も人の心に影響を与える色彩心理学から参考にするのも良いと思います。
集客を目的とした看板(広告)を作る際は主観的な色よりも客観的視点から色を選ぶ事をお勧めします。