私たちは日常の中で様々な広告やデザインを無意識に目にしています。
そして、その視界に入る広告はわずか0.5～1秒程度と言われています。
そして私たちは自分にとって必要な情報のみを無意識に選択し記憶に残します。。
逆に言うと、不要な情報は記憶しないのが人間なんです。
それでは街で無意識に見掛ける看板や広告に必要な要素とは何でしょうか？
どうすれば記憶に残すことができるのでしょうか？
その答えは、人間という生物を習性（心理）を理解することなんです。
犬や猫、動物達と同様に人間にも習性があります。
その『習性』を理解していれば、求める結果を出す事は可能ではないでしょうか。
もしも看板を作る時、人間の習性（深層心理）を利用出来たらどうでしょう、
100％とは言えませんが高確率で記憶に残る看板づくりは出来ると私は考えます。
実は私たち人間は何気ない日常の送る中で購入や決断する時、無意識に操られています。
例えば、ネットショッピングをしている時、『現在200人の方が購入検討中です』と
表示されていれば、その商品の価値よりも『これはみんな買ってるから安心だ』なんて感じないでしょうか？
これは人間の習性を利用した購買意欲を上げる戦略の一つなんです。
例えば、もしもダイエットに苦戦している人が『絶対に痩せたい人は見ないでください！』と書いてる広告を見たらどうなるでしょうか？
おそらく大半の人が『見たい』という心理になるのではないでしょうか？
このような広告（デザイン）づくりは、人間の心理に影響を与え、興味をそそり印象に残るように仕組まれて作られています。
看板を作る際も同じです。
スタイリッシュな雰囲気や、オシャレさも大切ですが、それだけでは記憶に残るほど効果は生まれません。
看板や広告において一番重要なのは誰に向けたメッセージなのか、それを見た人にどんな影響を与えられるのかです。
ただ四角い板に文字を載せるだけの看板づくりでは結果は出ないのは当然の結果だと思います。
人間の習性、行動心理学から集客効果に繋がる看板を作りましょう。
